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OZONE夏の大茶会・感想

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長いです、ご容赦を。

先々週7/13〜18、3連休をはさんだ6日間を「OZONE夏の大茶会」にアルバイトスタッフとして参加した。本業が気になりつつも、スケジュールに支障がなかったので3連休をアルバイトにあてた。
場所が新宿オゾンで内容が「お茶とデザインのイベント」というのも気に入った。
写真のTシャツ紺と白2枚が支給され、皆それを着て働く。

小遣いも稼げるしと思い、6月中旬に履歴書を送り一週間ほどで採用の通知がきた。
アルバイトの大半は学生さんだろう思っていたら、同年代とおぼしき方々もいらした。総勢20数名のアルバイトが運営サポートに携わる。館内の巡回、インフォメーション、ステージイベントのセッティング、出展者のサポートなど仕事内容は様々。私の持ち場は3階ホール展示のチケット販売。同じ持ち場の人たちとは、すぐに打ち解けた雰囲気になり楽しかった。そこでは「お茶とデザイン」の展示があり、展示室奥で遠州流のお点前(おてまえ)をお抹茶とお菓子付で見ることがる。向い側では「茶歌舞伎」なる催し物があった。休憩時間を利用して両方に参加した。

毎朝9時45分に集合して夜7時30分まで、ひたすらチケットの半券を切り、お金を受取り、1日の終わりに集計して…のくり返し。多い日の来場者数は一千人を越えた。休憩は75分。ほぼ一日中立ちっぱなしで結構疲れた。「お茶席」は別料金ですというの断りの説明が少し厄介だった。時折、展示内容の説明もした。忘れ物や落とし物を預かり、わからないことはトランシーバーでたずねる。そしてなぜかチケットの売上げと金庫の残高がありえない誤差で毎回合わなかった…が毎日社員の人に金庫を渡して数え直してもらい、なんとか収めてもらった。大体が数え間違えのようだった。その辺は時間の切り売りゆえの気楽さか。そんなこんなで1日はあっという間に過ぎ、気持ちいいくらいにヘトヘトに疲れ、家に帰ってバタンキュー。totanには申し訳ないが家のことは6日間免除させもらった。…って、いつも大したことはやっていないけど。

全館をあげてのイベントで、国内はもとより海外からも多数メーカーが出展しており、盛況だった。日本茶、中国茶、台湾茶、紅茶、健康茶から地場産業モノ、果ては「お茶犬」キャラクターまで登場し、様々な商品が並んだ。このイベントの運営はトランクという会社だった。今回初めて知った会社だが、デザイン関連のイベントやコーディネートなどいろいろ手がけているらしい。後でウェブを見て分かった。社長の桐山さんという人は、AERA DESIGN「ニッポンのデザイナ−100人」「ニッポンをデザインした巨匠たち」にも執筆していたことも後で知った。

とにかく無事に6日間を終えることができて初めて、達成感を味わった。





とりわけ「茶歌舞伎」は面白かった。
4種類のお茶を飲んで銘柄を当てるのだが、これが簡単そうで当たらない。
最初にそれぞれのお茶の特長を聞いて、茶葉の匂いを嗅ぐ。
次に一煎飲むごとに思った銘柄の札(花・鳥・風・月)を提出していく。
4種類同時に飲み比べることができれば簡単だが、「一煎ずつ」というのがクセモノ。
一煎目をはずしてしまっても後戻りてきないからだ。
二煎目を飲んで、「あっ!さっきのは鳥だった」と間違いに気づくも後の祭りである。

by kamedenbar | 2006-07-30 10:14 | 日記