オモイダシワライ

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紅雀にまつわる話

祖父のことを書き出してふと思い出したことがある。
あれはいつだったか、私が小学5年くらいだったか。

小さな四角い鳥かごに、つがいで紅雀を飼っていた。
鳴き声がきれいで、結構長生きしていたと思う。
1度卵を生んだが育てる習性がないので、
ポトっと鳥かごの底に落として知らんぷり。
あっけなく卵は死んでしまった。
野生は確か他の鳥の巣に生むと聞いた。

話はそれたが、ある夏の夕方の出来事。
紅雀が庭の軒先きで尋常じゃない様子でバタバタと騒いでいた。
見ると鳥かごにヤマカガシのこども(じゃないかと今思うのだが)
黒っぽい体長30センチくらいの細い蛇が巻きついていた。
そして、クヮーッと口を開けて今にも紅雀を
食らわんとしていたのである。
その時、家には祖父と私しかおらず
「おじーちゃんっ!」と慌てて助けを求めた。
祖父は「なーに、大丈夫じゃ」みたいなことを言って、
炭バサミのようなものでつまんで裏山(※)に捨てて来てくれた。
(※)寺が所有する土地で造成されていない草むらの丘。

あの時のじーちゃん、格好良かったなー。
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by kamedenbar | 2005-10-12 21:45 | ドキュメンタリー